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◇化粧品製造メーカが語る!◇
7つの本音!
6.界面活性剤って何?
界面活性剤とは、水溶性と油溶性の性質を持っている原料のことを言います。主に水と油を安定させる働きがあり、私達の体内にも存在します。
界面活性剤は 水と油の混ざった状態を維持すると言う非常に貴重な特性を持っているため、ほとんどの化粧品に配合されています。
簡単に言うと、ドレッシングを思い浮かべてください。ドレッシングも水と油で作られています。その証拠に2層に分かれています。だから、使う前に良く振りますよね。
そうすると、一時的に水と油が混ざります(乳化)。ところが、放っておくと、元の水と油に分かれてしまいます。
でも界面活性剤を使うと、油分と水分を混ぜて、その状態を長時間安定させます。
このように、界面活性剤は大変優れた機能を持っているのですが、ひとつだけ問題があります。それは、その界面活性剤の種類です。
自然界に存在するものもあれば、石油などから作られている物もあります。私が配合したくないのは、そのなかでも「石油系界面活性剤」です。
「石油系界面活性剤」とは、その名の通り石油から作られた界面活性剤です。自然界に存在する界面活性剤よりもはるかに長時間安定させる働きがあります。
また、「石油系界面活性剤」は、泡立ちを良くする目的でも使われます。
泡立ちがいいと、汚れが良く落ちるように思います。でも、本当は、『泡』と『洗浄力』はぜんぜん関係ありません。
泡は洗顔をする際に、肌への摩擦を軽減するクッションの役割をします。
でも、泡立ちが良いと「汚れが落ちている」と感じるので、「石油系界面活性剤」は洗顔料にもよく使用されています。
だから、やたら泡立ちはいいのに汚れが落ちない洗顔料ってありますよね。
このように、石油系界面活性剤は化粧品を作る際、便利で欠かせないものなんですが、最近、危険だと言う声も出てきました。肌のバリア機能を弱めたり、たんぱく質を変質させたりする危険性があるといわれています。
また、石油系界面活性剤が河川に流れて、ヘドロに原因になったり、魚のエラにつまったりと環境汚染の一因にもなっています。
また、石油系界面活性剤は、化粧品の容器にも支障をきたすことがあります。
化粧品の容器には、飲料容器でもおなじみのペットボトルも使われます。
だから、私は何とか石油系界面活性剤を配合せずに作ることを決めました。